さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニック

甲状腺学会認定専門医施設
糖尿病学会認定教育施設III

糖尿病・甲状腺疾患についてよくある質問

2020.4.17

お酒を飲む時に気をつけることは?

Q お酒を飲む時に気をつけることは?

A 4つのポイントで楽しみましょう!

お酒を飲むことは、美味しさや楽しさもありますが人間関係を作るツールの1つともなっています。
お酒を飲むことができる人で、全く飲まないということはなかなか難しいのが現実です。
正しく楽しむための方法をご紹介します。ポイントは大きくわけて4つあります。

 

1)お酒の量は守りましょう

お酒の適正量は、「1日純アルコールで20g程度」と言われています。
エネルギー量でおおよそ160kcal(2単位)程度が望ましいでしょう。
また、糖質のあるお酒と糖質のないお酒があります。
糖質のないお酒はアルコール度数が高い分エネルギー量は高いので糖質がないからといって飲み過ぎることは注意です。

お酒の適正量

2)おつまみの量と内容に気をつけましょう

量は控えめ、内容は把握しておく必要があります。
お酒を飲むとついついつまみの量が多くなってしまいやすいです。
お酒自体に食欲増進させる作用があること、通常の食事よりも長時間飲食すること、
そして実はお酒が進むように料理の味付けはちょっと濃いめになっているということがあります。
よくあるおつまみの栄養価を下の表に示します。

おつまみ

おつまみの量が増えれば増えるほど、塩分摂取量が増えていってしまうので注意しましょう。
野菜のメニューを選ぶことを心掛けることや、油っぽい料理は1品くらいにとどめておくことが必要です。

3)適度に炭水化物を摂りましょう

お酒と一緒にたくさんの糖質を摂ると血糖値は高くなりやすくなります。
しかし、糖質はアルコールを分解するうえでも、アルコール性低血糖を防ぐうえでも必要な栄養素です。
アルコール性低血糖とは、血糖値を維持するための肝臓がアルコールの分解で手一杯となりうまく血糖値を維持できず、低血糖になってしまうという状態です。
さらにこの場合、酔っていることで低血糖に気づかず、発見が遅れてしまうケースも少なくありません。
食べるタイミングのおすすめは、最初にサラダを食べたあとと、最後の「しめ」として摂るの2回に分けてとるという方法です。
量のイメージは一緒に食事を楽しむ方とシェアして食べるくらいの量です。
お酒を飲む時に炭水化物を全く摂らない方は、握りこぶし程度の大きさのおにぎり1個食べられるといいですね。

4)頻度は多すぎず、休肝日を週2日以上設けましょう

飲み過ぎはよくありません。お酒を飲まない「休肝日」を設けることも大切です。

以上のことを守って飲むことが大切です。
また、病状によっては飲むことができない(許可できない)場合もあります。
事情があって飲めない方もいることを知り、その方に配慮することも大切ですね。

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