「ダイエットしても体重が減らない」「生活習慣を改善しても減量できない」そんなお悩みをお持ちではありませんか?
さっぽろ糖尿病・甲状腺クリニックでは、医学的根拠に基づいた肥満症の専門治療を行っており、体重や合併症などの一定の基準を満たした場合に、GLP-1受容体作動薬『ウゴービ』、GLP-1/GIP受容体作動薬『ゼップバウンド』を保険適用で処方しています。
札幌市で肥満症治療を検討している方、医療ダイエットではなく「医療としての肥満症治療」を希望する方はご相談ください。
当クリニックでは20歳未満への処方は行っておりません。
ウゴービ、ゼップバウンドの処方は本院のみで実施しています。お問い合わせ・ご予約は本院までお願い致します。
ウゴービは、GLP-1受容体作動薬(セマグルチド)として2023年に日本で承認された、肥満症治療薬です。
体内のホルモン「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」の作用を補い、食欲を抑え、体重減少をサポートします。日本で肥満症治療薬として初めて保険適用となったGLP-1製剤です。
一方、ゼップバウンド(ZepBound)は、2024年に日本で承認された新しいタイプのGLP-1/GIP受容体作動薬(チルゼパチド)です。
GLP-1に加え、GIPというもう一つのホルモンにも作用することで、より多面的に食欲や代謝に働きかけることが特徴です。
肥満(BMIが25kg/m2以上)で、肥満による11種の健康障害(合併症)が1つ以上あるか、健康障害を起こしやすい内臓脂肪蓄積がある場合に診断され、減量による医学的治療の対象になります。BMIが35kg/m2以上の場合、高度肥満症となります。
いずれの薬剤も、美容目的の減量ではなく、医学的に「肥満症」と診断された方を対象とした治療薬です。
ウゴービ、ゼップバウンドは以下のいずれかに該当する場合に、保険適用となります。
1)耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など) 2)脂質異常症 3)高血圧 4)高尿酸血症・痛風 5)冠動脈疾患 6)脳梗塞・一過性脳虚血発作 7)非アルコール性脂肪性肝疾患 8)月経異常・女性不妊 9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群 10)運動器疾患(変形性関節症:膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症) 11)肥満関連腎臓病
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、腸から分泌されるホルモンの一種で、
といった作用があります。
これを人工的に補うのがGLP-1受容体作動薬です。
ウゴービ、ゼップバウンドはその中でも週1回の自己注射で使用できる薬剤です。
主な副作用として、以下のような症状が報告されています。
基礎疾患や併用薬、条件により使用ができない可能性があります。
(例 1型糖尿病、何らかの疾患に伴う肥満、早期の妊娠希望など)
内服薬や治療中の疾患がある方は、お伝えください。
札幌市で肥満症の保険診療をお考えの方は、ぜひご相談ください。